
処遇改善加算とは
処遇改善加算とは、介護・障害福祉分野で働く職員の賃金を引き上げ、働き続けやすい職場をつくるために設けられた制度です。事業所が一定の要件を満たすことで、基本報酬に上乗せして加算を受け取ることができます。
現在は、2024年度報酬改定により、旧3加算「処遇改善加算」「特定処遇改善加算」「ベースアップ等支援加算」が一本化され、より分かりやすい仕組みに整理されました。
処遇改善加算の目的
この制度の最大の目的は「人材確保」と「職員の定着」です。
福祉・介護分野では慢性的な人手不足が続いており、賃金水準の底上げが政策的に進められています。加算によって得た報酬は、原則として職員の賃金改善に充てる必要があります。
加算取得のための主な要件
例えば、次のような要件があります。
・キャリアパス要件(昇給の仕組みの整備や研修の実施)
・職場環境等要件(キャリアアップ支援や業務改善など)
・月額賃金改善要
単に申請すれば完了する制度ではなく、職員の処遇をどう改善するかを考え、ルールを整え、その実施状況を確認していくことまでが求められます。
